小林映三:

小林映三

2006年03月02日

ユニフォームって何だろう?

トリノオリンピックもJOCとスケート関係者、そして荒川静香さんには非常に価値のある金メダルで幕を閉じましたが、私は競技も然ることながら、職業柄のためか各国選手のユニフォームを観察していました。
想像しますと、そのコンセプトとしては「平和、活力、地域、団結、審美性」が共通項目であったよう思え、私が日頃お客様に商品提案する時に頭に描く項目とほとんど同じで、ただ違いは経済性だけであったように感じました。

日本はユニフォーム先進国と言われ、これほど発達、普及している国は無いそうです。制服と言う単語から、すぐに思い起こすのは「警察、消防、自衛隊、学校」など「規律、役割」が明確であり、一般との区分けと機能性を求めて制定している特別な集団用です。
されば諸外国に比べ何故日本では民間企業に向けてもこれほど発達したのかを疑問に感じます。 その答えとして以前に何かの本で読んだ中に「農耕民族たる日本人」の特徴として、
1)移動範囲が少ない(地域定住)
2)水利、相互協力
3)地域結束
などで、もっと大きな要素としては島国であることにより、外敵に対してエネルギーを使う必要が無く、地域の充実に注力できた事であるようです。それらから結論をしますと、各地の祭りに見られる地域単位の祭り装束は、他の地域と差別化しそこに「平和、活力、地域、団結、審美性」を表現しており、まさにユニフォームの原点である言って間違いないと考えます。祭りの法被(ハッピ)を着ると、その地域の一員としての自覚と団結とある種の緊張を感じると思います。ユニフォームは単に被服ではなくそのような効果を与える物である以上、提案する側の1人として真剣に感じざるを得ません。

投稿者 anken : 17:47| コメント (0)| トラックバック